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経験
200903091218000.jpg
しゃねる!
かぼちゃ天が大好きです。


どあっぷでメイキングをちらっと見たのですが
まあさかわいいい。てか美人ですね!時々めぐに物凄い似ている。
撮影風景の雰囲気がPOPに似ていたのでワニではなさそう。
そんで思うのは、これもっといい表紙が絶対あったと思うんですけれど…

あと舞美が映画主演!?えええええ!!!
でも写真を見ると雰囲気が出ていますね。日本美少女ですから。
どんな出来上がりになるのか非常に楽しみです!
真野ちゃんもまたドラマ主演決まったとか。すげーすげー。


そして、わおーん!ライブ。
無事成功おめでとうございます。
番組終了が正式に発表されたとのことで寂しい気持ちでいっぱいです。
またいつかこのアホ仲良しMCトリオが見られる日を待っています。


音ガタDVDですが、すでに10日に入手してみました。
画像つきで感想述べたいと思いますので少々お待ちください。
とりあえずよっちぃきゃわいいよよっちぃ!めっちゃ美人!




以下新作。
吉澤さんと、新垣さんと、道重さん。



95 骨



新垣さんがもうずっと泣いている。
結構涙もろいとされる彼女だけれど、
こんなに延々と涙を流しているところはあまり見たことなかった。
もっとも、わからなくはない。


「本当にごめんなさい、私のせいで…」
「そんなに泣くなよ。ガキさんが悪いわけじゃない。あれは事故だし…」
「でも、でも」
「それにたかが骨折だよ?すぐ治るって」

吉澤さんが明るい声で新垣さんを励ます。
右足はガチガチに白い包帯とギプスで固められている。
怪我した張本人だっていうのに、いつもあなたはそうやって。
そんなのばっかりで。


さゆみは。

「…吉澤さん」
「さ、…シゲさん」
二人っきりの時だけに呼ぶ名前をこらえて、
白いベッドから吉澤さんがさゆみに笑いかけてくる。
さゆみは吉澤さんに抱きついた。

「かわいそう、かわいそう吉澤さん。
 こんな足じゃ歩くのも不便。テレビだって、コンサートだって」
何が何だかわからない感情があふれて涙になる。
「…泣かないで」
さゆみを包んでくれる温かい手。


どうして吉澤さんなの。
どうして吉澤さんがこんな目に遭わなきゃならないの。


あの時、新垣さんが急いでいなければ。
あの時、吉澤さんの前で新垣さんが階段を踏み外していなければ。


どうして。
どうして。
吉澤さん、死んじゃったかもしれないんだよ。
…どうして吉澤さんがこんな怪我しなきゃならないの。

さゆみはどうしてもその気持ちを押し籠めておけそうもなかった。


「私、何でもします。吉澤さんの足が治るまで」
切羽詰まった表情で新垣さんが呟く。
追い詰められたそんな顔された方はどうしたらいいの。
…そんな顔すれば、許さない方が悪人じゃない。

「…ガキさん、ほんとに気にしないで。
 あたし、ガキさんが怪我しちゃうより自分が怪我して良かったと思ってるんだ。
 あたしの分までコンサート頑張ってね」
「っでも…」
「いいから、ほんとに」
吉澤さんの言葉が本心だということはわかる。
けれど怪我させてしまった以上すぐに引き下がれない新垣さんの心もわかる。
それでも。


「大丈夫です。さゆみが吉澤さんのお世話しますから」

さゆみは新垣さんを見据えてはっきりと言った。
その視線に込められた感情を、新垣さんなら感じ取ってくれるだろう。

「シゲさんだって、新曲とかあるじゃんか」
「いいんです。…何のための、恋人なんですか?」
吉澤さんを見上げるようにしゃがんで手を取って、甘く声にした。
それは、見せつけるためだった。

「…ったく」

それでもいい。
吉澤さんが優しくさゆみの髪を撫でてくれるから。


+++


「…新垣さん」

新垣さんはこの後仕事がある。
送ります、すぐ戻りますからと言い残して吉澤さんに手を振り、
病室を出たあとに後ろを歩く存在に声をかけた。

「…んとに、ごめん」
「さゆみに謝られても」
「……」
「さゆみは許しませんし、吉澤さんにも近づかないで欲しいです。
 そんな暗い顔でまとわりつかれても吉澤さんが気を使うんですよ。
 …吉澤さんのことを思うなら…あぁ、そっか」
振り向くと、目を見開いた新垣さん。

「それとも」


新垣さんの気持ちは知っている。
だからこそ、さゆみは認めない。


「…これがチャンスだとでも思ってたんですか?」
「違う!!!」
「違う、とは思えませんけど?」
「…ただ私は、側にいて支えられたらって」
「だから、その考えがおかしいんですよ。新垣さんは吉澤さんの何なんですか?
 ただの加害者じゃないですか。家族でも、ましてや恋人でもないただの加害者に
 気を使われたって吉澤さんだって息苦しいだけですよ」
「っ…」
「傍にいられるだけなら許されるとでも?想いが叶わなくても健気な私?
 笑わせないでくださいよ。自分勝手もいいとこです」
「……」

その無意識な罪に気づいた以上見逃せない。
新垣さん自身、自分が思っている以上に罪深いことに気づかなければならない。
それがいつか人を傷つけることになる前に。
さゆみで良かったですね。
こんな風に言ってくれることはきっと幸福ですよ。


「…絶対に認めませんよ。吉澤さんはさゆみの恋人なんですから。
 責任にかこつけて邪な気持ちで世話されるのを
 はいはいと見逃すわけにもいきません。
 さゆみ間違ったこと言ってます?恋人のさゆみって間違ってます?」

新垣さんは弱く首を振って、さゆみを抜いて走り去った。

なんて酷いと思われるのかな。
それとも、少しは自分を見つめ直すのかな。

まあ…吉澤さんが穏やかに過ごせるならば何でもいい。
さゆみと吉澤さんの時間を邪魔されなければ何でもいいんだ。


病室に戻り、微笑む吉澤さんを抱きしめてそっとくちづけた。
「何でも言ってくださいね。さゆみは吉澤さんを支えるためにここにいます。
 さゆみに遠慮したら、怒りますよ」
「わぁ、こわーい」
吉澤さんが嬉しそうだから、何でもいい。


「ガキさん気にしてるだろうから、さゆ…ガキさんのことも支えてあげてね」
「はい、わかりました。新垣さんは大丈夫ですよ、きっと。
 あんまり気にしたら新垣さんだってまた気を使っちゃいますから、
 なるべく普通に接したいです」
「うん…さゆのしたいようにして。当事者のあたしじゃガキさん責任感感じちゃうから」
「……はい…」

吉澤さんは新垣さんの気持ちなんてこれっぽっちも感じていないのだろう。
でも、それでいいんです。

吉澤さんは何も知らないで。
綺麗なままでいて。
吉澤さんのために誰かを苦しめるのは、さゆみがしますから。
吉澤さんは傷つかないで。
誰かを傷つけたと、傷つかないで。


吉澤さんが怪我をするくらいでも、こんなにさゆみは苦しい。
吉澤さんが傷ついてると気がついた日は、夜も眠れない。

こんなに好きです。
こんなに、こんなに、こんなに。
それこそ、裏切られたら…全身の骨を砕いてしまいたいほど。




でも…吉澤さんは、裏切らないもん。
裏切りませんよね?




FIN


「ガキよしさゆの年下攻め、暗い三角関係」
といった感じのリクエストをもとに話を練りました。
ガキさんをどう絡めるかがすごく難しかったです。

よしガキってほら…ジャイアンとスネ夫みたいなものだと…
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